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「お宅の屋根、今すぐ修理しないと」にご用心!

こんにちは。スタッフの大谷です。

先日、わたしの父(77歳)が庭木の手入れしていたところ、見ず知らずの男性が近づいてきたそうです。
「お宅の屋根、ひどいことになっているよ。今すぐ修理しないと大変なことになるよ。疑うなら写真見せようか」
雨漏りもしていないのに、知らない人からいきなりそんなことを言われ、腹が立った父は「お付き合いのある工務店さんがいるからいい」と追い返したそうです。
母に話し、最後に塗装してから時間が経っているので、一応見てもらおうということになり、いつもリフォームなどを依頼している工務店に電話をしました。

結果。
経年劣化はしているものの、今すぐ大掛かりな工事が必要ではないと、気になるところだけ修理してくれました。
工務店さんによると、屋根やシロアリといった危機をあおり、工事を勧めるようなトラブルや詐欺がやはりあるそうです。中には、無料診断をしますと言って、屋根に上がり、割れてもいない瓦を割って、修理が必要だと迫るようなかなり悪質なケースもあるとのこと。
年寄りだと思って足元を見られたと、父はまた怒っていました。
今回は事なきを得ましたが、高齢者をターゲットにした詐欺を身近に感じた出来事でした。

「大変だ」「今すぐ工事しなければ」と言われれば、心配になるのは当然です。
しかし、そういうときこそ慌てずに対処しなければならないと思いました。
対処方法としてはまずは次の4つです。

①家族に相談
突然やって来た見知らぬ人を、すぐに家の中に入れたり屋根に上らせたりしてはいけません。
「キャンペーン中」「お得ですよ」に惑わされず、一人で判断しないで、いったんご家族に相談しましょう。

②別の専門家の意見を聞く
医療分野にセカンドオピニオンがあるように、違う専門家に意見を聞いてみましょう。また、普段から気軽に相談できる業者さんがいると、このような時に心強いと思いました。

③ご家族と日ごろからコミュニケーションを
特に、ご高齢の親御さんと離れて暮らしている方は、こんなこともあるから気を付けて、とお話をされることを強くおすすめします。

④クーリングオフの利用
もし契約を結んでしまったとしても、方法はあります。
契約を結んだ後に申し込みを撤回したい時は、クーリングオフという制度を利用することができます。
クーリングオフは、契約から8日以内に書面で行いましょう。
書面のコピーを保存し、配達証明や書留など、配達の記録が残る形で相手方に送ります。
書面は自分で書くこともできますが、不安な方は司法書士や弁護士などの専門家にご相談ください。
消費生活センターでも書き方を教えてくれます。静岡市にお住まいの方なら、静岡消費生活センター(電話 054-221-1056)へ相談してみましょう。

ただ、実際に被害に遭ってしまってからでは、元通りに回復することは難しくなってしまいます。

人を疑うなんて… と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、用心するに越したことはありません。
少しでも怪しいな、胡散臭いなと思ったら、ためらわずに断りましょう。